横浜からお越しいただいた一台。“吸い込まれる色”がさらに深くなる瞬間。
今回ご紹介するのは マツダ3（グレー）にダイヤモンドキーパーを施工した事例です。
そして今回のお客様も、わざわざ 横浜から当店のためにご来店くださいました。本当にありがたいことです。
新潟県十日町。
便利な場所とは決して言えません。
それでも遠方から足を運んでくださるのは、当店がずっと大切にしてきた
- 丁寧な下地処理
- 自然硬化を前提とした施工
- 時間を削らない仕上げ
- 職人として“誤魔化さない”姿勢
これらに価値を感じていただけているからだと実感しています。
今回のマツダ3のグレーは、まさにその価値が最大限生きた一台でした。
■ マツダのグレーは、ただのグレーではない
マツダ車に乗られている方ならご存じの通り、マツダの塗装技術は国産車の中でも突出しています。
特に近年の ポリメタルグレー や マシーングレー は、
- 色の層が深い
- メタリックの粒子感が美しい
- 光の入り方が滑らか
- 面の緊張感が強い
といった特徴があり、
ただの“グレー塗装”と呼ぶにはあまりにも完成度が高いカラーです。
今回のマツダ3も同様で、完成写真からも分かる通り、
光の当たり方で柔らかく色が変化し、影の深みが強調される、まさにマツダらしい美しいグレー。
ただし、その美しさの反面で、
- キズが非常にわかりやすい
- 雨ジミが浮き上がりやすい
- 下地の粗が一発で見抜かれる
という“誤魔化しが効かない難しい色”でもあります。
だからこそ、ダイヤモンドキーパーの厚いガラス膜と相性が抜群なのです。
■ ダイヤモンドキーパーが“深い色”に効く理由
ダイヤモンドキーパーの魅力は 圧倒的な膜厚 にあります。
一般のガラスコーティングは均一で薄い膜を形成しますが、
ダイヤモンドキーパーはそのさらに上をいく“厚いガラス層”を形成し、塗装を包み込むように保護します。
その結果、
- 色に奥行きが出る
- メタリックの粒子感が整う
- 光が塗装の内部に吸い込まれるように見える
- 面が引き締まり、陰影が強調される
という、色の深さを最大化する効果を発揮します。
特に今回のようなマツダのグレーは、
もともと塗装そのものが“表現の力を持った色”なので、
コーティングによる恩恵がとても分かりやすいのです。
完成写真の時点で、
「え、これ本当に国産車なの？」
と思うほどの深い表情が出ていました。
■ 遠方からの来店が増え続けている理由
横浜から当店へ来ていただいた今回のお客様。
実は最近、こういった“遠方施工”がとても増えています。
- 東京
- 神奈川
- 群馬
- 石川
- 長野
など、県外からの施工依頼は月を追うごとに増加中。
もちろん、近くにもキーパーショップはあるはずです。
しかし、それでも選んでいただける大きな理由があります。
◇ 理由1：自然硬化を前提とした施工
当店のコーティングは 早さで勝負していません。
EXキーパーに限らず、
ダイヤモンドキーパーも
クリスタルキーパーも
完全自然硬化を基本とします。
「その日のうちに受け取りたい」という方には向きませんが、
仕上がりの美しさ・膜厚・持続を求める方には
確実に違いを実感していただける方法です。
◇ 理由2：職人による“こだわりの下地処理”
完成写真しかない今回の記事では伝わりづらいですが、
下地処理こそがコーティングのすべてです。
鉄粉の残り
わずかな水ジミ
洗車キズ
磨きムラ
少しでも残れば、グレーの塗装は瞬時に誤魔化しを暴きます。
その弱点を全て整えることで、
“吸い込まれるようなグレー”になるわけです。
■ 肌で感じる「深い色」
完成写真を見ていただくと分かるように、
今回のマツダ3は仕上がりが一段階上がりました。
- ラインがはっきり浮き上がる
- 板金の面が締まって見える
- メタリック粒子が整う
- 黒に近い影ができ、立体感が増す
まさに、
「色に表情が生まれる」
という言葉がぴったりの仕上がりです。
光の角度で変化するマツダ特有の艶感が、
ダイヤモンドキーパーの膜厚によってさらに増幅されています。
特にサイド面の映り込みは圧巻で、
グレーなのに“黒のような深さ”を感じる瞬間がありました。
国産車とは思えないほどの存在感を放つのがマツダの魅力。
それを100％引き出してくれるのが今回の施工でした。
■ ダイヤモンドキーパーという選択は“車を育てる選択”
ダイヤモンドキーパーは、
施工して終わりではありません。
1年に一度のメンテナンスで被膜を整え直し、
毎年少しずつ艶を育てていく感覚のコーティングです。
今回のマツダ3も、
ここから1年ごとに艶が増し、
“きれいに育っていく一台”になります。
洗車好きの方にも向いており、
日々の洗車で軽く水を流すだけで汚れが落ちる扱いやすさも魅力です。
オーナー様の生活に寄り添いながら、
確実に艶が積み重なっていきます。
■ 終わりに
横浜から長距離を走り当店へご来店くださったこと、本当にありがたく思います。
今回のマツダ3のグレーは、
ダイヤモンドキーパーによって確実に進化しました。
ただきれいになっただけではなく、
- 色に深さが増し、
- 質感が向上し、
- 車としての存在感が一段上がる仕上がり
になっています。
遠方からのご来店の価値を感じていただけるよう、
これからも“手を抜かない施工”を続けていきます。
また次回のメンテナンスで、
さらに深く育った艶を見せていただけるのを楽しみにしています。
