「まさか新潟でこの車を見られるとは。」
ブースの照明に照らされた瞬間、思わずそんな言葉がこぼれました。

今回ご紹介するのは、
Mercedes-AMG GT 53(ホワイト)
EXキーパー新車施工 を行った事例です。

横浜から新潟・十日町まで、
わざわざご来店いただきました。

新車価格は**¥15,860,000〜**。
現実離れした数字ではありますが、
その価値を理解する人にとっては「選ばれた一台」。

そんな特別な車を、
“EXキーパーで守る”という選択をしていただいたこと。
職人としてこれほど光栄なことはありません。

(📸写真①:フロント全景)


■ AMG GT 53──4ドアでありながら、ピュアスポーツの魂

AMG GT 53は、
見た目の美しさと走りの性能を両立させた「4ドアスポーツ」。
AMG伝統の直列6気筒3.0 Lターボエンジンに
マイルドハイブリッドシステムが組み合わさり、
最大出力429 馬力を誇ります。

0–100 km/h加速はわずか4.5秒。
そのスピード感はまさにAMGの血統。
しかし、ただ“速いだけ”ではなく、
車全体に流れる上品さと完成度が際立っています。

ホワイトというボディカラーが持つ清潔感と、
AMG特有の筋肉質なデザインが融合したとき、
生まれるのは“静かに主張する存在感”。

その美しさを最大限に引き出すために、
私たちは「EXキーパー」という最高峰のコーティングを選択しました。

(📸写真②:リア全景)


■ 横浜からのご来店──距離を越えてでも“任せたい”理由

「遠くても、ここにお願いしたい。」
そう言ってくださるお客様が、年々増えています。

今回のお客様も、横浜からのご来店。
片道5時間以上。
決して気軽な距離ではありません。

しかし、
「SNSの写真を見て、仕上がりの艶がまったく違う」との理由で
当店を選んでくださいました。

この言葉に、すべてが詰まっています。
車は“モノ”でありながら、オーナーにとっては“想いそのもの”。
その想いを託す相手として、
遠方からでも選んでいただけるというのは、
職人として最高の評価です。

遠方施工でも妥協しない。
新潟から全国へ、「仕上がりで選ばれる店」に。

その理念を改めて胸に刻みました。


■ 新車でも“研磨はゼロではない”

「新車だから研磨はいらない」
──そう言い切るお店も少なくありません。

確かに、新車の塗装はまだ痛みが少なく、
表面的にはきれいに見えます。

しかし実際は、
工場から出荷されてからお客様のもとに届くまでの間に、
輸送・保管・整備など、いくつもの工程を経ています。

その間に“微細な鉄粉”“輸送中の油膜”“目に見えないくすみ”が付着する。
つまり、**新車とは「未完成な状態」**なのです。

研磨業界では「新車でも研磨は当然」という考えが主流です。
しかし、キーパー業界では「研磨を避ける風潮」が一部に存在します。
私たちはその考えに同調しません。

下地を整えずに塗るコーティングは、“完成していない施工”だと考えています。

今回は、新車塗装の厚みを守りながらも、
最小限の整え研磨を行い、
塗装表面を完全にフラットな状態へ仕上げました。

その上で、EXキーパーの高密度被膜を塗布。
これにより、新車の艶を超える“深み”を実現しました。

(📸写真③:運転席リアフェンダー・ローアングル)


■ EXキーパーが創り出す“立体的な艶”

EXキーパーは、
KeePer技術の中でも最上位に位置するハイエンドコーティングです。

二重構造の被膜が特徴で、
・ベースのガラス層が塗装を守り
・上層のレジン層が光の乱反射を整え、艶を引き出す

これにより、ただの“光沢”ではなく、
「厚みを感じる立体的な艶」が生まれます。

白いボディでは特にその違いが顕著で、
塗装の“白”の下に“透明な層”ができたような、
独特の奥行きを感じられます。

EXキーパーは時間をかけて自然硬化させるため、
短時間施工では味わえない安定感と密着性を誇ります。
それはまさに、“時間が創る艶”。

一晩かけて仕上げる艶は、一瞬で見抜ける。
本当の高級感とは、光の中に“静けさ”があること。

その言葉の意味を、改めて実感しました。

(📸写真④:EX施工中サイドショット)


■ 研磨を抑えてこそ生きる“塗装の呼吸”

今回のAMG GT 53では、
塗装本来の美しさを最大限に活かすため、
研磨を“必要最低限”にとどめました。

研磨は確かに艶を生み出す工程ですが、
それ以上に大切なのは、塗装の呼吸を残すこと。

過剰な研磨は、膜厚を奪い、艶の寿命を縮めます。
だからこそ当店では、
「削る」のではなく「整える」研磨を徹底。

その後に乗せるEX被膜が、塗装と分子レベルで結合し、
“守る力”と“見せる力”を同時に高めます。

仕上がった瞬間、
ホワイトの艶は“光をまとう”ような輝きに変わりました。
静かでありながら圧倒的。
スポーツカーの力強さの中に、上質な落ち着きが生まれる。

この瞬間の“光のバランス”こそ、
EXキーパーが他のコーティングと決定的に違う点です。


■ 新潟で、全国レベルの艶を届ける

新潟という地域は、
雪・塩害・紫外線・花粉といった、
“塗装にとって過酷な環境”が揃っています。

だからこそ、
この地で鍛えられた技術は、全国どこへ行っても通用する。

当店は、「地域密着」と「全国対応」の両立を目指しています。
新潟に拠点を置きながら、
東京・神奈川・大阪など遠方からのご依頼にも対応。

「距離がある=依頼できない」ではなく、
「距離があっても、頼みたい」と思っていただけるお店へ。

そのために、施工品質を全国最高水準に維持しています。


■ 完成──“艶が音を立てる瞬間”

施工を終え、照明を落とした瞬間。
ブースの中に静寂が生まれました。

白いボディがゆっくりと光を受け、
まるで空気を震わせるように艶が広がっていく。
その光は、どこまでも滑らかで、どこまでも深い。

「これは、塗装ではなく芸術ですね。」

お客様がそう言葉を漏らしたとき、
この施工が正しかったと確信しました。

遠方から足を運んでくださったこと。
高級車という“信頼の象徴”を託してくださったこと。
そのすべてに感謝しながら、
最後の拭き上げを静かに終えました。

(📸写真⑤:完成全景)


■ 終わりに──“距離を超える艶”を、これからも

EXキーパーは、ただのコーティングではありません。
「艶を創り、時間を守る」ための技術です。

AMG GT 53のような特別な車にこそ、
その真価が現れます。

横浜から新潟へ。
距離を越えても、技術は届く。
私たちはそのことを、この施工を通して改めて感じました。

艶は、距離を超える。
信頼は、仕上がりで伝わる。

これからも、一台一台に全力を注ぎ、
全国から預けられる“本物の艶”を磨き続けます。