先日、富山県からMAZDA3でご来店いただき、ダイヤモンドキーパー(ダイヤ2)を施工させていただきました。
遠方から足を運んでくださり、本当にありがとうございます。

今回のご依頼は「コーティングのみ」。
でも、車を見た瞬間に分かったことがひとつありました。
すでに目立つ傷が入っているということです。

ここで大切なのは、
「傷がある=すぐ研磨を追加する」ではなく、
“この傷は、どこまで・どう触れるべきか”を冷静に決めることだと思っています。


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傷に合わせて、削りすぎず、逃がさず、狙って落とす

僕がいつも意識しているのは、シンプルにこれです。

  • 削りすぎない
  • 逃がさない
  • 狙って落とす

研磨は、やればやるほど良いものではありません。
特に今の塗装は繊細で、必要以上に触れば、あとで取り返しがつかないこともあります。

だからこそ、今回も「足し算」ではなく、
最小限で成立させるための判断を優先しました。

該当箇所①

該当箇所②


“磨けない”とされるバイザーへ、VEILLE F3で慎重に

ひとつ目のポイントは、バイザー部分です。
一般的に、キーパーでは“磨けない”とされる箇所。
ですが、傷の出方と素材の状態を見た上で、慎重にアプローチしました。

狙いは派手な変化ではなく、
傷を抑えて、表面を整え、コーティングの定着を良くすること。

「やった感」ではなく、
後から効いてくる整え方を選びました。

施工前↓

施工後↓


塗装面は“一発”でいけると判断。余計な研磨はしない

塗装面の傷については、症状を見てすぐに判断しました。
京都ディテールさんの贅沢コンパウンドで**“一発でいける”**タイプだと。

ここで重要なのは、
何工程も重ねることよりも、
最小回数で、必要なだけ、きっちり終わらせることです。

結果として、余計な研磨はしません。
塗装への負担は最小限。
それでも、狙った部分はしっかり落とす。

僕はこの「判断の精度」が、仕上がりの質を決めると思っています。


施工前↓

施工後↓

ダイヤ2は、艶だけじゃなく“整った下地”で差が出る

ダイヤ2は、しっかり艶が出て、撥水も気持ちいい。
でも、本当に差が出るのはそこだけじゃありません。

下地が整っているほど、
コーティングは定着しやすく、ムラが出にくく、持続にも効いてくる。

今回の作業は、表面をただきれいに見せるためではなく、
定着させるための準備を、必要な分だけ行ったというイメージです。


遠方からのご依頼、本当にありがとうございました

今回のMAZDA3も、良い緊張感のある一台でした。
「コーティングだけのご依頼」でも、車の状態を見れば、やるべきことが見えてくる。
そして、それをやりすぎずに成立させるのがプロの仕事だと思っています。

富山県からのご来店、改めてありがとうございました。
また何か気になることがあれば、遠慮なく言ってください。
僕はいつでも、車の状態に合わせて最適解を一緒に考えます。

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